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三鷹枕草子
2018年の日記

三鷹枕草子とは……テーマも目的も無く、日々思うことや体験談などを自分の言葉で書くだけの日記です。最新の日記


2019年の日記

2018年12月29日(土)24時45分「里心はつかない」
 「生きり餅」を「いきりもち」と呼んでしまいましたイキリオタクです >挨拶
 
 30代も半ばに突入してしまっているので、職場でもボチボチちょっと中堅かなってオーラ出つつあるような気がするんですが。
 そこで感じるのがジェネレーションギャップ。
 新しく入ってくる若い子の考えてる事わかんねーって言われててムカついていた20代の頃のことを鮮明に覚えてますけど、確かに解んねーなあって今思っていたりします。
 まあ無理にこじ開けて心開かせる必要も無いような気はするんですが、そうは言っても仮にも年長者である私を友達感覚でおちょくってきたり、かと言ってそういう所をちょっと指摘するとポキッとへし折れちゃったり逆恨みされたり、まあピーキーな方々が多いなあ、とは口には出しませんけど思ってはいます。
 でもそんな連中でも。
 ちょっと趣味が合うなって思ったのか「いや興味無いんすけど、自分オタクじゃないんで」とか言いつつご自慢の携帯端末のでっかいヤツ取り出して目を輝かせて今季見てたアニメについて語りだしたりするのを見ると、「ああ俺はコイツから信頼されているんだな」っていう部分が見えてきたりして、そういうふうになれれば何だかんだ言ってもカワイイなあ、等とも思ったりします。
 私の方こそ自惚れているのかもしれませんけど。多少ナメられてるように感じても敢えてナメさせるようにして、扱いやすいチョロい先輩でいてやろう等と考えたりしている今日この頃です。
 
 さて。それはそれとして、年末ってヤツです。
 インフラ系の端くれみたいな職業柄、御用納めも無ければ仕事始めも無いんですけど、まあ顧客の動向等々を見ていればそれなりに実感はします。
 で、毎年この時期に「手痛い停滞です、来年こそは」って何年も何年も言い続けているわけですが。
 来年はこのサイトに大きな変革があります!

 ……ジオシティーズが閉鎖するんで鉄道コンテンツと過去日記は自動的に削除されます。
 移行してもいいんですけど鉄道系の需要って本当に微々たるものだと思いますし、電車の音ならゆうちゅうぶに載せればいい話なので、まあそっちは気が向いたらどうにかしようかなあと。電車関係のくだらないお話シリーズは、役目も終えたと思うので放置です。消えるがまま。

 そして本サイトの本業である小説の方はと申しますと。

 ……動きが、あるかな?
 先回の日記から特に進行はありませんが、まあそんな感じです。

 過去の日記をどうしようかというところだけ、ちょっと悩んでいます。
 ぶっちゃけ自分自身の日記としてもこれが唯一の物ですので、ちょっと惜しいかな、とも。

 それでは最後に恒例の読了記。
 エイティシックスの5巻でしたっけ? 読みました。
 序盤ダルいなーって思いましたが、後半の後半でシリンから怨嗟の言葉を聞かされてからが本番! アツかった!
 
 ストブラも最新刊読みました。いい所で終わっているので続編疾く在れ!
 
 で、今は『バーチャル人狼ゲーム 今夜僕は君を吊る』を読んでます。
 先ごろツイッターで小説家のパワープレイが話題になりましたが(例として田中哲弥著『大久保町の決闘』に出てきた「兵庫県明石市大久保町はガンマンの町である。本当だ。嘘ではない。」の名文句等)、土橋真二郎作品において繰り広げられる「ゲーム」も大概パワープレイですよね。
 いや、ゲームそのものの中身は本当に面白いんですけど。そのゲームの位置づけは、結構強引だったりして。
 そこには重きを置いていないんだから、確かにそれでいいんですけど。すげーなあ、といつも思っています。
 
 言いたいことは尽きましたので。文の末筆であり一年の末筆でもあるというスーパー末筆につき恐悦至極ではありますが。
 この駄文にお付き合いくださった皆様の2019年が良い年でありますように。

2018年12月05日(金)23時30分「紅葉を見ることにより気分が高揚するという効用」
 夏くらいにサイトをいじくった時に、生存報告代わりに表紙に張り付けていたツイッターのタイムラインがやたら大きくなってしまいました。
 なんか失敗した感まるわかりで恥ずかしかったのですが。事実失敗には違いないし、直し方が解らないので諦めていました。ちょうど時期的にツイッター側で提供していた自動でスクリプト書いてくれるサービスが停止していたこともあったんですけど。
 よーやく直しました。
 私の力ではありません。
 自動でスクリプト書いてくれるサービスの復活による功績です。
 
 さてさて。今年も残すところあと少し。
 
 実は少し、頑張っているかもしれない(!?)今日この頃です。
 書類不備とかで終わったらダサ過ぎるなあ。

2018年10月27日(金)25時45分「殺しのレシピ」
 先だってお断りしておきますが、作家先生の敬称の取り扱いについて常に悩んでいます。作家同士なら先生をつけるべきでしょうけど、我々一読者はどう呼ぶべきか。「先生」は身内の上下関係が出ているような気がするし、さりとて「さん」はあまりにも馴れ馴れしいような気もするし。
 例えば一般人が噺家に○○師匠とは言わないし芸能人を話題にする時は大概呼び捨てにする(テレビでキャスターが取り上げたり芸人が他の芸人に言及する時はそれらの敬称を用いるが一般人は呼び捨てにする)という慣習を踏まえ、一読者としての敬意を表してラノベ作家のペンネームを敢えて呼び捨てにしようと思います。
 通常であれば人を呼び捨てにするというのは尊大な態度を取ったことになりますが、この場合は敬称をつけることが「レンタルサーバにコソコソ駄文UPするのが精いっぱいの分際で商業誌デビューした作家と同じ業界に身を置いたつもりなのか」という話になりかねないわけです。
 あくばで一般人として言及するからには、敢えて敬称を付けないのが敬意なのかなあと。

 さて。
 先回の日記で『うさみみ少女は俺の嫁!?』を読んだ時に、作家間宮夏生のデビュー作である『月光』に触れました。
 お気に入りの小説なのです。
 ですので読み返してみました。何か最近昔好きだったのを読み返すことに凝っているので。

 ……やっぱ面白い。
 冒頭で好奇心ズルズル引き出されるし、最後までスリルとミステリーを提供してくれる駆け引きから目を離せない。
 最初に読んだ時にストーリーはちゃんと追えていたと思うんですけど、二回目に読んで鮮明に見えてきました。と同時に、謎はクッキリとした謎という形になってしまいました。
 ええ、おすすめです。今ならまだ、在庫のある所にはあるんじゃないでしょうか。

2018年10月19日(金)24時45分「べつに悩んではいない」
 一つの時代の終わりだナァ、と。
 ジオシティズが閉鎖されるそうではありませんか。課金していたサーバも含めて。
 インフォシークとか色々今までにもそういう騒ぎがありましたけど。インターネットのコンテンツも永遠ではないのですよね。
 個人が情報の発信に使うツールの主力はSNSに移行しつつありますけども。これもまた時代の流れなのでしょう。「管理人」なんて言葉も死語になってしまいますね。
 独自ドメインも使わずレンタルサーバにhtmlデータを転送するだけでサイト回していた時代の者にとっては、SNSだけで我慢するか新たな技術を習得するかという選択肢しかないわけで。
 お願いです。さくらインターネットさん信じてますよ……。

 さて。
 読了の話でもしますか。
 先月の日記の続きというか再読で『僕の血を吸わないで』の三巻を読み終えました。これを読んでいたのは高校生の時ですが、笑いのツボが全く別の場所だったりして大変興味深い体験をしました。
 15年も経てば細かい内容は忘れますからオチの先読みが効かないので再び笑えるのですね。
 ということは蔵書を15年サイクルで再読していれば一生楽しめますね。
 でもそのペースであと2回か3回読んだらボチボチ寿命ですね。
 はあ……そう考えると、一生のうちに読める本の数もボチボチ終わりが見えてくるわけで。このペースならもうこれまで読んだものの2倍か3倍しか新しい本を読むこともできないっつーことですか。
 切ねえ……。
 
 などとくだらないこと考えつつ、もう一つ『うさみみ少女は俺の嫁!?』を読みました。
 『月光』の時から思ってましたけど。戦略家ですね。ストーリー上の出来事の順番をチュウチョなく前後させて常に読者が興味を惹かれるように周到に構成されている。余談ですが、これが「プロット」のテクニックです。
 うさみみ少女がカワイイだけではないのですよ。マジで。
 ドタバタした掛け合いが若干ウルサイ感じはしましたけど、面白く読めました。
 
 拙作『P.T.C』の続きにつきましては少々お待ちを。モノは何年も前にできてるんですけど改行のたびに<BR>と打ち込んでいく謎作業は大変に時間と気力がかかるのですよ。

2018年09月28日(金)22時00分「創作の捜索」


 過日ツイッターでこんな内容の呟きを目にしました。
「創作をするのに着想に詰まって酒の力を借りる事に慣れてしまうと酒浸りになる(そして早死にする)」
 私はまあ、酒は酒を楽しむために飲むのであって何かしようという時には飲まないのですが(例外としてHPを更新しようとか新作出そうって時にためらう気持ちを酒で吹き飛ばす時はたまにあります)。
 それはそれとして。
 私は長い間、何かひらめく時ってのはだいたい授業中でした。
 その理屈だと着想を得るために授業をやめられなくなり留年するってことになりますね。
 社会人になってからは電車に乗っている時間でしょうか。
 この理屈だと電車から降りられなくなってしまいますね。
 
 ええ、まあ。こんな端くれでも一応、家で机に向かっていても何も浮かんでこないって話をしてみたかっただけです。
 結局私の場合、授業にしろ電車にしろ「やることがないのに拘束されている状態で空想が捗る」ってことなんだと思います。
 いや授業中は話聞けよって話ですが。

 さて。
 思うところがあって『僕の血を吸わないで』の二巻を読んでいます。副題は『ピーマン戦争』高校生の頃、腹を抱えて笑った小説です。当時はラノベって言葉もありませんでしたね。
 べつに分析しようなんて腹ではないんですが、今にして思うこと。
 地の分の「くすぐり」が上手ですよね。しょうもないこと、他愛もないこと、どうでもいいこと、そういうのが軽妙な文体で並んでいて、そういう雰囲気を醸成した上で初めて「笑い」が有効に作用するんじゃないかと。
 駅で電車待ってる時に笑ってしまって慌てて周りを見回した34歳妻子持ちなのでした。

 ああ、あと。
 DIR EN GREYの新作『THE INSULATED WORLD』聞きまくってます。今回は疾走できる感じの曲多いですね。細かい話はしませんけど(気になるなら私の話なんかより作品を聞いて欲しい)、本当にいつも語り掛けてくれる感じがします。
 かれこれ初めてシングル買った時から19年くらい経ってますかね。どこまで行っても進化に次ぐ深化、そして真価が変わらないアーティストだと。今回も圧倒されました。はい。

 今回の日記は話飛びまくりでしたね。言いたい事いっぱいあるならマメに更新すればいいじゃねえかよ、というわけなのであります。

2018年08月03日(金)23時30分「センベイ旨い」


 ストライク・ザ・ブラッドの外伝2読みました。
 最近またラノベ読むペース落ちてましたが、久しぶりに。
 だいぶ溜まっているので読んでいかないとなあ。
 
 さて。先月来、サイトをボチボチいじくっています。理由はいくつかあって、主には時間が無くて後回しに後回しを重ねていた作業を進めて溜まっていた完成品を上げていこうというのと、ツイッターでこのサイトの事を会社の知り合いに知られるのが嫌でこのサイトに関わる事は呟かないでいたのを別垢を作ることによって解消しようという画策です。
 鉄道関連の話は別に知られたっていいのでサイトを別建てに戻した次第。更地の音からはアカウントや「三鷹」「ミタカ」といったHNや「更地のノート」という単語を辿れなくしてあります。

 停滞に変わりはないんですけど。少しは進めていこうかな、と。

2018年07月02日(火)23時15分「二兎追う者は一兎も得ず」


お仕事はフルタイムで頑張ってます。
家事もそれなりやってます。夕飯はほぼ全部俺かな。他に子供送り迎えしたり風呂入れたり寝かしつけたり。
……ってな具合なんで。
そこに趣味が入り込む余地というのがまず、あまりありません。
ネットサーフィンくらいなもので。

そこにさらに。
お酒呑むでしょ。
鉄道模型イジリでしょ。
V系の音楽聞いたりするでしょ。
漫画読むでしょ。
………。
……。
…。

物語書いてる時間が、無い。
ゲームやってる時間だってないのに更に時間食う書き物なんてロクにあるわけないんですよ。
(時間の無さより優先順位の低さが問題ですね)。
 
 久々の日記と言っても、言いたいことはそれくらいなのですが。
 加えてもう一言、今現在の魂の叫びだけ残しておきます。。
 長文をhtml化する時にタグで打ってると頭おかしくなるんですよ。
 <BR>多すぎだろ! 何回書きゃいいんだよ!!
 私からは以上です。他に誰もいないけど。

2018年05月21日(月)23時45分「月記と化してる」

 何かうまい事言おうと思ってて忘れた>挨拶

 今日も今日とてウィスキー片手に日記を更新。
 毎日すっかりクリエイティブな感じがなくなってしまいました。
 酒を飲んでダメ人間になる影響も多分にあるとは思いますけどね。飲んだらもう、何もできなくなるので。
 
 近況です。
 先月の日記でも触れましたけど、保育の都合でずーっと仕事休んでばっかりいました。
 ようやく今週からふつうに働くことができそうです。
 長かったけど、まあ、ね。
 良い経験なのではないかと。
 おかげさまで三人目の子はパパに懐きました。機嫌が悪いとママが抱いても怒るくらい。
 触れ合う時間が長いというのは幸せなことですね。
 
 さて。自分がクリエイトしてないので、他人様の話でもしますか。  
 十年来の趣味と言いますか、インディーズゲームをあさっています。  
 その中で最近注目しているものを。『FAYE/SLEEPWALKER』『虚無と物質の彼女』どちらも3Dアクションゲームです。
 どちらも体験版ですが。インディーズとは思えない、高いクオリティ。一昔前の家庭用ゲーム機の質を映像でもシステムでも操作性でも凌駕してしまっています。もちろん、面白さも。
 本気でモノを作るとこんな領域まで行けるんだなあ、と思うのと同時に。
 インディーズでここまでいけるんだからと、その能力を買い叩いて再販することで利益を得ようとする風潮は昔からあるんでしょうけど今でもそういった事例が散見されると聞き及びます。
 良い物には相応の対価があるべきだと、私は思います。
 翻ってこのサイトでは、駄文が無料で誰でもいつでも読むことができる状態にされています。
 それが無料に相応しいクオリティだからだということも否定はしませんけどそれは別の話として、なぜ無料かというとまずこのサイトは「そういう時代の産物である」というのが理由です。
 インターネットでの個人サイトの黎明から全盛期、零細のサイトであらゆる創作物が無料で公開されていた時代。今やその多くが黒歴史に葬り去られ、あるいは無料サーバのレンタルサービス終了とともに消え去ってしまいました。つまりその時代の産物の大多数は言わば散逸した状態にあるのですが、このサイトは敢えてその時代に取り残されているのです。
 ……というアイデンティティ。
 まあ、ね。それでも趣味として何かを作ることは続けていきたいと、思ってはいるんです。思っては、ね。

 結局冒頭で何言おうとしてたか最後まで思い出せなかった>挨拶  

2018年04月12日(木)23時45分「ミテマスヨー」

 なんかマウスの調子が悪い >挨拶
 
 相変わらずウィスキーなんぞ呑んで酔っ払っているんですが。
 近況としてはマタハラで会社辞めさせられてた嫁さんがいきなり別会社に再就職してから保育園を探し始めて、当然のごとく見つからず(待機児童云々の問題ではなく、申請期間をブッちぎっているので入園の可能性がゼロ)、やむを得ずこっちが休暇を取るという状況でして。
 それで有給を可能な限り使わせてくれる我が社のホワイトっぷりを崇拝しつつも。
 有給使って子ども三人の面倒を毎日見ていると、思うんです。
 聞き及ぶに、専業主婦の家事を賃金換算すると月収二十万になるだとかなんだとか。
 ケンカ売りたくはないですが率直な感想として。
 これで二十万って、あまりにもチョロくないですか?
 朝食適当に作って出る人を送り出してお散歩しながら買い物行って昼飯作って昼寝させて晩飯作って寝るだけ。 
 いつもの週休が毎日続くワケですよ。優雅な有給を過ごさせていただいておりますとも。
 まあこれが一年二年続くとなれば、また話は違ってくるんでしょうけれどね。
 
 さて。
 一時期よりめっきり見なくなったアニメですけど。
 今期は魔法少女サイト見てます。
 原作もそうですが、美麗なものと醜悪なものとの融合というか調和が絶妙ですね。
 さすがに子どもと一緒に見れないので、奴らを寝かしつけてから頑張って夜更かしして見続ける所存です。

 これがイケるなら、『はこマリっ!』もイケるのでは……とか何とか考えつつ。  

2018年03月08日(木)23時30分「元気ですよ?」

 すげーサボってました>挨拶
 
 いえ、本当に。字面の通り、「サボって」いただけなんです。更新を。
 実際忙しいは忙しいんですけどね。子供が三人いて一番上が幼稚園に通う生活も軌道には乗って来ましたが、さすがに三人ともなると子守の分量がハンパでないので、旦那である私も家にいる時間イコール台所にいる時間みたいな感じで一週間が終わってしまうんで。
 ますますパソコン触ってる時間が無くなってしまっています。ゲームしたい。
 
 さて。
 じゃあその間にあったことの色々を。
 元旦早々、終夜運転の小田急線に乗って遊んでました。だってVSEが走るんですよ? 思わずマイク持って乗りに行ってしまいました。暇があったら加工してツイッターかようつべ(アカウント無いけど)にでも上げようと思ってるんですが、VSEが再加速する瞬間に微かに鳴る「キュイ」って音がたまらなく萌えなんですよ。客室内じゃ滅多に聞けないので、

全席指定の豪華特急のデッキで用もないのにずっと立ってる変態しか知りえない情報

ですけどね。
 
 ラノベあんま読んでません。エイティーシックス完結しましたね。熱い展開に愛くるしい戦闘メカ、翻って自問させられる読者。本当に面白かったです。細かくは言わない。いいぞ!
 
 あと大きなことと言えば。酒クズ化が進んでいます。
 ビールと日本酒が大好きだったんですが、ウイスキーにも手を出し始めました。樽が醸す個性。熟成の風合い。それをブレンドして生まれるハーモニー。不確定要素を積み重ねに積み重ねた一滴。同じ銘柄は似たような感じになるようにブレンダーが頑張ってるらしいですが、そうは言っても同じ酒は二度と生まれない。何というか、ロマンですよね。
 もちろん日本酒も全く酒は二度と生まれないけど、それを更に複雑にブレンドして作られるのがまた面白いというかなんというか。
 ええ、口だけですけど。
 同じ酒が生まれない以上、存在するもの全てを味わうことはできないのだから、コンプリートはあり得ない。知り尽くせない無限の出会いの、一期一会なんですよね。味がどうこうとかは解らないけど、こう思って呑むだけで何だか楽しいなあ。
 



2017年の日記


 


 

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